一級建築士

一級建築士とは?

一級建築士は、国土交通大臣の免許を受け、一級建築士の名称を用いて、設計・工事監理等の業務を行うもの(建築士法第2条第2項)。
一級建築士は、次のような複雑・高度な技術を要する建築物を含むすべての施設の設計および工事監理を行うことができる(建築士法第3条)。

  1. 学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店の用途に供する建築物で、延べ面積が500m2を超えるもの
  2. 木造建築物または建築の部分で、高さが13mまたは軒の高さが9mを超えるもの
    鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れん瓦造、コンクリートブロック造もしくは無筋コンクリート造の建築物または建築の部分で、延べ面積が300m2、高さが13m、または軒の高さが9mを超えるもの
  3. 延べ面積が1000m2を超え且つ階数が2階以上のもの

 

受験資格

  • 二級建築士または建築設備士として、建築実務経験が通算4年以上ある。
  • 国土交通大臣が指定する建築に関する科目を必要単位数を修了して卒業後、所定の実務経験がある。

 

試験内容

試験は年1回行われ、7月下旬頃に行われる「学科の試験」と10月中旬頃に行われる「設計製図の試験」に分かれており、「設計製図の試験」は「学科の試験」に合格しなければ受験することができない。尚、前年度又は前々年度に「学科の試験」に合格した者は、本人の申請により、本年の試験における「学科の試験」が免除される。

「学科の試験」は、四枝択一式で行われ、出題数は、学科I(計画)20問、学科II(環境・設備)20問、学科III(法規)30問、学科IV(構造)30問、学科V(施工)25問の合計125問で、試験時間は6時間30分。

「設計製図の試験」は、あらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成を行う。出題数は1課題で、試験時間はこちらも6時間30分。設計製図の課題は、7月下旬に公益財団法人建築技術教育普及センター本部・支部及び都道府県建築士会の事務所に掲示するほか、センターのホームページに掲載するとともに、「学科の試験」の試験場においても掲示される。

 

合格基準・合格率

合格基準として、「学科の試験」は、125点中、約87~97点以上の正答が必要。「設計製図の試験」は、作成した設計図書から一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」を有することを認められた場合に合格となる。

合格率は、例年おおよそ10%前後ということが多い。

 

日程

  • 4月中旬~下旬頃:インターネット申込み
  • 5月上旬~中頃:郵送・受付場所での申込み
  • 7月下旬頃:学科試験
  • 9月中旬頃:学科試験合格発表
  • 10月中旬頃:設計製図
  • 12月中旬頃:最終合格発表

 

最新情報は、公益社団法人 建築技術教育普及センターのホームページをご参照ください。

 


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